Unsouled (Nintendo Switch版)- プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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基本情報

 

タイトル Unsouled
対応機種 Steam/Nintendo Switch 他
販売 NEOWIZ
開発 Megusta Game
発売日 2022年4月29日(Steam版)/2022年4月28日(Switch版)
対応言語 日本語,ドイツ語,韓国語,中国語 (簡体字),英語
備考 IARCレーティング:16+(激しい暴力)
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作品概要

 

「Unsouled」(「アンソウルド」)は韓国のゲームディベロッパーMegusta Game開発によるゲーム作品。パブリッシングを担当するのはNEOWIZ。

本作のゲーム内容は、ソウルライク要素を加えた全5面構成の2DアクションRPG(作中のステージ表記は「アクト」)。プレイヤーは魂を吸収する能力を持つ亡国の王子となり、死者で溢れる世界の秘密を暴いていく。

 

多彩な技を織り交ぜた自由度の高いチェーンコンボとスタイリッシュなアクション、一戦毎に高速なテンポで展開する緊張感のあるバトルが本作の特徴。自由に切り替えが可能な3種類の難易度設定により、ライトから熟練者まで幅広いプレイヤー層に対応している点にも注目だ。

 

リンク:CatMayor(X(Twitter))

リンク:네오위즈 – NEOWIZ official(X(Twitter))

 

難易度について

 

名称 備考
亡国の王子 アクションゲーム入門者向けの難易度

・攻撃力&防御力増加、スタミナ消費量減少

・カウンタータイミング=簡単

・敵の行動パターンが単純化

一般 ・チャレンジ好きなプレイヤー向けの難易度

・防御力が少し増加

・カウンタータイミング=普通

・敵の一部の行動パターンが単純化

・獲得可能なレッドソウルの量が若干数増加

マスターソウル 熟練者向けの高い難易度

・カウンタータイミング=難しい

・敵の行動パターンが多様化

・獲得可能なレッドソウルの量が増加

難易度はゲーム開始時に選択が可能で、本編開始後もグラディーヴァのメニューから自由に切り替えることができる。

 

操作方法

 

(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
上下左右ボタン 移動
Lスティック 同上
Lボタン 防御
ZLボタン
-ボタン スキップ

 

JOY-CON(右)
Rスティック
Aボタン スキル
Bボタン 霊魂吸収
Yボタン 攻撃
Xボタン インタラクト
Rボタン アクティブソウルの使用
ZRボタン ダッシュ
+ボタン ポーズメニュー呼び出し

 

上記表ではごく基本的な機能のみの記載に留めているが、各ボタンは作中のスキルを始めとした多様なアクションや機能に対応している。

それぞれ順を追って記事内で紹介していこう。

 

基本アクション

 

亡国の王子が使用するアクションの内、基本となるものは以下の5種類。

それぞれの対応操作は下記の表の通り。

 

名前 入力ボタン 派生アクション

攻撃

Y 三連撃、溜め斬り

防御

L(長押しで防御姿勢を保つ) ジャストガード、カウンター

ダッシュ

Lスティック(各方向)+ZL 突進斬り、鬼駆け、霊魂拘束

魂吸収

B 霊血

魂開放

X 霊魂爆発、鬼斬り、霊血

 

ワンポイント

上記の基本アクションにまつわるワンポイントを以下でまとめて紹介。

・敵の攻撃に合わせたタイミングで防御に成功すると通常防御がジャストガードに変化する。

・ジャストガード成功直後にYボタンを押すとカウンター攻撃を繰り出すことができる。

・カウンターは敵が放った発射体に対しても有効。

・相手のスタミナを削り取ると、ガードブレイク状態にすることができる。ガードブレイク属性のスキルを使った場合も同様の効果がある。

・防御中にスタミナが尽きたり、特定の攻撃を受けると”ガードブレイク“状態となり大きな隙が出来てしまう。

・ダッシュは使用時にスタミナを少量消費する。

中でもジャストガードやカウンターはまさしく起死回生となるアクションで、「一般」や「マスターソウル」といった上位の難易度においてはピンチから一転、逆転勝利へと繋がる可能性を秘めている。

厳しい道中や強大なボスを相手に「まともに斬り合っても埒が明かない…」、といった状況で意識して狙ってみることで勝ち筋が見えてくるかも—?

 

スキル

 

各スキルはグラディーヴァのメニューから、ソウルを消費することで習得及び強化が可能。

以下では序盤から習得可能なものを紹介していこう。

 

名前 入力ボタン 備考

三連斬

Y、Y、Y 最後の一撃は敵を大きく押し出す。各攻撃後、チェーン可能

突進斬り

ダッシュ中にY 突進攻撃。敵を大きく押し出し、後ろに物体がある場合は壁ヒットを発生。

溜め斬り

Yを2秒間押した後離す 広範囲チャージ攻撃。他のスキル使用中でもチャージ可能。特定のオブジェクトを破壊できる

霊魂爆発

魂開放中にA ソウルオーブ使用による広範囲爆発技。発動前のモーションに無敵判定。押し出された敵は壁ヒットする。

鬼駆け

ダッシュ中、任意の方向+ZL+ZR 被弾中ゴーストオーブを使用して緊急脱出。スタミナを少量回復。詠唱後にチェーン連携が可能。

アクティブソウル発動以外の攻撃被弾時に抵抗可能な唯一のアクションで、状態異常の累積値を下げる際にも有用。

諸刃斬り

A 回転攻撃。発動前の準備モーション時、発動方向を指定できる。

霊魂拘束

ダッシュ中にB 霊魂吸収能力で相手を捉えてダメージを与え、一定量のスタミナを回復。失敗時の隙が大きい。チェーンでの連続使用不可。

鬼斬り

魂開放中Yを押した後、任意の方向+Y 魂開放中Yを押した後、任意の方向+Y… ソウルオーブを使用し、高速で敵を斬りつける。4回まで方向転換が可能。ガードブレイク属性有り。使用中、チェーンで他のスキルに切り替えることが可能。

霊血

魂開放中B 霊魂吸収能力を最大化、周辺の敵を魂を強く吸い込む。

ダッシュと同じ感覚で使っていける「鬼駆け」は緊急脱出用の防御技としても非常に重要なアクション。敵に囲まれた状況では咄嗟に出せるようにしておきたいところだ。

 

また、上記の他にもスキルの中には一部、特定のゴーストオーブを入手することで習得可能なものが存在する。

例:ネプミスの魂→スキル「岩砕き」を習得

他のスキルと同じようにグラディーヴァのメニューを通じて一定量のソウルと引き換えに強化する事が可能だが、各ゴーストオーブの入手状況はプレイ毎に異なり、必ず出現するとは限らないという点に注意。

 

ゲームシステム

 

ゲージについて

①ライフゲージ ④ソウルゲージ(ソウルオーブのストックゲージ)
②スタミナゲージ ⑤ゴーストゲージ(ゴーストオーブのストックゲージ)
③アクティブスキルゲージ(アクティブスキル使用時のみ表示)

 

各ゲージの内、ソウルゲージは青い霊魂の吸収以外にも、防御の成功、敵に攻撃を当てるor防御させるなどの方法でも増加するため、回復の機会は比較的多い。

また、スタミナ、ソウルゲージ、ゴーストゲージはそれぞれ敵の攻撃を受けた時に一定量回復するいう点も見逃せない所だ。

各ゲージについてのさらに詳しい情報はゲーム内のTipsを参照の事。

 

ソウル、オーブについて

 

ソウルには以下のような種類と特徴がある。

レッドソウル 赤色のソウル。主に敵を倒すことで出現。

スキルのアップグレードに使用する。

グリーンソウル 緑色のソウル。主に敵を倒したり、ボスにダメージを与えることで出現。

HPを少量回復する効果を持つ。

青色のソウル 青色のソウル。ソウルゲージを回復する効果を持つ。
ゴールドオーブ
ゴーストオーブソウル 紫色のソウル。敵を倒すことで出現することがあり、ボス戦でも戦闘中に現れる場合がある。

ゴーストオーブゲージを回復する効果を持つ。

パッシブソウル スペシャルソウル。基本的には特定の敵を倒すことで一定確率で入手。

種類ごとに様々な効果を持っており、所持しているだけで自動的に発動。

入手したソウルはグラディーヴァのメニュー上で確認が可能。

アクティブソウル スペシャルソウル。基本的には各アクトのボスから入手。

同種の内の1つを選んで装着することでアクティブスキルを使用可能になる。

入手したソウルはグラディーヴァのメニュー上で確認が可能。

 

ソウルは敵の撃退後やNPCの遺体を調べた直後にその場に出現し、以降はプレイヤーに接触するまでの間は低速で周囲を不規則に漂う。

Bボタン長押し「吸収」アクションを発動することでプレイヤーへと吸い寄せられていくが、魂吸収の能力が低いままだと近寄せることが困難。戦闘時に拾いたい場合は、敵の攻撃の合間を縫って近づける必要があったりと必然的に回収効率も悪くなる。

収集の効率(速度)は該当効果を持ったパッシブ型のスペシャルソウルなどを所持することでアップするので、早めに発見しておきたい。

 

オートチェーン機能について

 

プレイ中にRスティックを押し込むことでオートチェーン機能のオン/オフの切り替えができる。

オートチェーンをオンにすると、Y、B、Aの3つのボタンのみを使用して多様な連携を繰り出せるお手軽操作モードとなり、繰り出される連携の内容は、直前に使用したスキルやソウルオーブの有無によって自動的に以下のように分岐する。

Yボタン(攻撃) 三連斬、突進斬り、ダッシュ、溜め斬り、鬼斬り
Bボタン(吸収) 霊魂拘束、霊血、ダッシュ
Aボタン(スキル) 諸刃斬り、霊魂爆発、ダッシュ

 

オートチェーンモードの発動時は、画面左下のアクティブスキルオーブのアイコン上部に「AUTO CHAIN」の表示が点灯する。

「チェーンは難しくて上手くできそうにない」と感じる場合や、「簡単操作で楽に攻略したい」といった時にはうってつけの機能となっている。初回プレイ時やキャラクター育成、回収要素をくまなく探したいような時にも遠慮なく活用しよう。

 

状態異常

敵の特殊な技を受けると状態異常に罹ることがある。

各状態異常はプレイヤーキャラの頭上にアイコンで表示され、アイコン下部の状態異常ゲージが全て失われた時点で効果は消滅する。

 

アイテム 備考
火傷 スリップダメージ。時間経過でダメージ量増加。

スタミナ使用やダッシュの使用で素早く回復可能

氷結 凍り付いて動作不能。敵からの攻撃を受けることで解除。

各ボタンの連打で自力による回復が可能

感電 ソウルゲージが回復しなくなると同時に、各種ソウルオーブスキルが使用不可能になる。

霊魂開放ボタンを素早く2回押すことで、ソウルオーブ1個と引き換えに感電状態から即座に回復可能。

出血 被弾時のダメージ量が増加し、スタミナ回復量が減少。

霊魂吸収アクションで回復が可能

中毒 スリップダメージ。スタミナ消費量も増加。

中毒の詠唱者に攻撃を加えると、解毒可能な黄色のソウルが出現。

状態異常はそれぞれ特殊な操作を行うことでより立ち直りが速くなるので、上記表を参考に適切な動作で素早く治療したいところ。

またプレイヤー、敵共に状態異常によるダメージによって死ぬことはないという点も併せて覚えておきたい。

 

ソウルフォーカス

各アクト進行中、特定の場面で上のような表示が出ることがある。

表示を確認出来る場面でZLボタンを長押しして、ソウルフォーカスを発動してみよう。

 

およそ3秒程長押しすると、周囲の音が消えると共に画面全体がセピアのような色合いへと変化。

画面の表示が変わった状態でBボタンを押すとソウルフォーカスブレイクが発動。状況に応じた様々な効果を発生させる。

 

 

ソウルフォーカスブレイクは場面毎に様々なインタラクトを巻き起こすアクションで、ゲーム進行に必要となるだけでなく、時には敵をトラップに嵌めるといった役割で登場することもある。

上手く活用することで、敵を簡単に一掃したりと有利な状況を作ることも可能だ。

 

グラディーヴァ

各アクトでは『グラディーヴァ』と呼ばれる像を介して、進行状況の記録やスキルの強化、入手したソウルの確認などのメニューの利用が可能。

像に近寄ってXボタンを押すことで、専用のメニュー画面へと移行。また初回の接触に限り、一定量のHP回復効果を受けることができる。

 

グラディーヴァのメニューではスキルや特性のアップグレード、ソウルのセッティングといったプレイヤーの強化にまつわる各種設定が可能だ。

TIPS及びガイドの確認、トレーニングモードである「深淵」や、オンライン対応のチャレンジモード「鏡の空間」へと直接移動することもできる。覚えたばかりの技の練習や腕試しなど、必要に応じて利用しよう。

 

アクティブソウル

 

ソウルの中には、ゲーム進行を通じて入手可能なアクティブソウルと呼ばれるタイプのものが存在する。

これは主にアクトボスを倒すことで入手可能なもので、装着することで強力なアクティブスキルが使用可能になる。

 

アクティブソウルはグラディーヴァやアクトクリア直後のメニュー上でのみ脱着が行えるようになっており、入手したものの内から1つを選びセットすることで装着。

「SELECTED」と表示されているものが装着中のオーブを表しており、説明文のスペースには消費ソウル数やスキルの属性が併記されているので目を通しておこう。

 

クリアリザルト

各アクトクリア後は、リザルト画面へと移行。所要時間や死亡回数、チェーン数等の戦果に応じた様々なデータによるクリアランクが判定される。

入手済みソウルの確認や各種スキルの強化、オンラインランキングに対応したリーダーボードへのアクセスといった機能を選択可能。本編を引き続きプレイしたい場合は「次のステージへ」を選択しよう。

 

その他のゲーム要素

 

ここまで「Unsouled」の各アクションやシステムを中心に記載してきたが、その他のゲーム要素についても簡単にではあるが紹介していこう。

深淵

深淵はトレーニング用途の専用ステージで、アクトクリアのリザルトメニュー、グラディーヴァのメニューから入ることができる。

ポーズメニューから細かく設定して自由に技の練習が出来る他、高度なコンボの課題モードに挑戦する事も可能となっている。

 

鏡の迷宮

鏡の迷宮はタイムアタックに特化したチャレンジングステージ専用の空間で、深淵と同じくアクトクリアのリザルトメニュー、グラディーヴァのメニューから入ることができる。

クリア条件は敵の殲滅からステージ内のグラディーヴァに接触するなど様々で、チャレンジ毎のクリアタイムはオンラインランキングに対応。世界の猛者と競い合う事が可能だ。

 

以上、どちらも直接本編には関わりのない追加モードのようなコンテンツではあるが、純粋に本作の腕前を磨く上ではもってこいな内容となっている。「Unsouledを極めたい」というプレイヤーは、是非上記2つのモードを最大限に活用してみよう。

 

プレイ後の感想

「Unsouled」という表題から、一見のゲームジャンルはいわゆる”ソウルライク系”なのだろうか、とイメージしそうな本作だが、実際にプレイしてみることで全く異なるゲーム内容であるという印象を受けるだろう。

 

3種類の難易度が用意されている本作は、最低難易度にあたる「亡国の王子」とそれ以外のどちらを選ぶかで遊び易さがガラッと変化する。お手軽に遊びたいか、テクニカルにプレイしたいかでこの辺りは大きく変わってくるが、初回プレイ時や腕に自信がない場合は迷わず前者を選ぶことをおススメさせて頂く。

 

特殊なボタン入力が必要な一部の操作、入力タイミングで性質が変化する防御アクション、ゲージを使った特殊スキルといった要素などはかなり格闘ゲーム寄りな印象で、取り分け、基本アクションとスキルをテンポ良く入力することで繰り出される「チェーンコンボ」は、本作を気持ちよく戦うための重要なファクターだ。

チェーンについては組み合わせの制限が一部に存在するものの比較的自由な組み合わせが可能で、これらの連携を駆使した攻防によるハイテンポなバトルは作中最大の見どころであると言える。

 

オートチェーン機能などの簡単操作に関連したオプションの充実により、「目押しタイミングによるボタン入力は苦手」といったプレイヤーでもこれらを活用することで、”ガチャプレイ”による攻略が一応可能となっている。

難易度の調整が全体的な操作スタイルや、一部アクションのタイミング判定に幅を持たせるといった形で補われており、各設定を本編進行中でも自分好みにカスタマイズが可能なのは有難いポイントだ。

 

とはいえ、操作やシステム面にプレイヤーを突き放し気味な複雑さを帯びている点は否めず、遊び手次第ではゲーム序盤から流れるように登場するチュートリアル説明文の多さに辟易してしまい兼ねないだろう。

よりユーザーライクな仕様とするのであれば、3ボタンのみの使用でお手軽にチェーンを繰り出せる「オートチェーンモード」がオンである状態の方をこそ本作プレイスタイルのデフォルトに設定し、従来の操作スタイルは別途で選択可能な仕組みとする方が良かったのでは、とも感じられた。

 

初回における全編1周辺りのプレイ時間はおよそ4~5時間といったところ。各アクトはいずれも比較的長尺のステージ構造になっているが、どのアクトもひたすら道中の敵を倒しながらボスを目指すといった内容で一貫しており、道に迷うといった場面はほぼ登場しない。

 

一方で、ソウルフォーカスによるインタラクトで地形を変化させたり、魂吸収でスイッチの状態を切り替えたりといった操作が必要となる特定の場面では、そのことに関するゲーム内の導線が分かり辛い、と感じる箇所が度々見られるのは気になったところではある。

 

全編ピクセルアートによるカットシーンで展開していくメインストーリーも、本作の見逃せないポイントの1つ。各アクトのボスを打ち倒し、その魂に触れることで彼らの過去を覗き見ることができる。

 

戦いの旅へと駆り出す亡国の王子。

自らが持つ魂を吸収するという特殊な能力を駆使して、彼は王国内で起きた過去の記憶を少しずつ辿っていく。

国を襲った悲劇、果たしてその真相は如何なるものであったのだろうか—?

そして王子を待ち受ける運命とは—?

 

なお、本編に登場する5つのステージ(アクト)を全てクリアすることで、以降は同じセーブデータであれば各アクトを自由に選んで遊ぶことができるようになる。収集要素コンプリートなどを目的にじっくりやり込みたいという方も、まずはエンディングを目指して攻略を進めてみよう。

 

ダークファンタジーな物語に載せた緊張とスピード感溢れるバトルを浴びるように堪能したい—

そんなハードな2Dアクションファンは、本作「Unsouled」を一度お試しあれ。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) 7.5

 

良い点

  • 自由度の高いスキル連携や、強力なオーブスキルによる緊張感とスピードに溢れたバトル
  • 3種類の難易度やオートチェーンモードの搭載により、設定次第で180°変化するプレイ感覚
  • ローカライズは全体的に精度が高く、破綻している部分はほとんど見られない

 

惜しい点

  • チュートリアルを通して操作やゲームシステムに関する情報が一気に登場し、初周のプレイのみでは習熟が難しい
  • 特定の敵が一定確率でドロップするソウルを入手しないと習得できないスキルが多い
  • 深淵でのチェーン課題モードは後半部がいずれも高難度で、完全な上級者向けコンテンツ化している

 

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