救国のスネジンカ - プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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基本情報

 

タイトル 救国のスネジンカ (Sentinel Girls2)
対応機種 Steam,Nintendo Switch,PS4|5,Xbox One,Xbox Series S|X 他
販売 hinyari9(Steam版)/PLAYISM(コンシューマー版)
開発 hinyari9
発売日 2024年8月27日(Steam版)、2025年2月13日(コンシューマー版)
対応言語 日本語,韓国語,中国語 (簡体字),英語
備考 IARCレーティング:12+(軽い暴力)
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作品概要

 

「救国のスネジンカ」(Sentinel Girls2)は、イラストレーターhinyari9氏の個人開発によって手掛けられたゲーム作品。コンソールプラットフォーム移植版においてはPLAYISMが販売を担当。

本作のゲーム内容はタワーディフェンス型の拠点防衛型シューティングゲーム。プレイヤーは民間軍事企業ブルーピーコックに契約社員として身を置いた少女スネジンカとなり、ある日の出撃命令を境に戦地から帰らなくなった義姉の足跡を追って戦いの日々へと赴いていく。

 

同開発者が手掛けた「溶鉄のマルフーシャ」(2023年)の直接的な続編に辺る作品で、ベースとなるゲームシステムは前作からほぼそのままに操作キャラクターも含めた多くの主要キャラクターを一新。前作内でキャラクター紹介にプロフィールこそ用意されていたものの、本編ではOPとEDのほんのわずかのシーンにのみ登場したマルフーシャの義妹、その少女がスネジンカである。

彼女が辿る100日にも及ぶ戦いの日々は、奇しくもかつて義姉のマルフーシャが歩んだ轍に他ならない。激戦の日々の果てに、姉妹二人を待ち受けている非業なる宿命とは?

 

リンク:hinyari9(開発者Twitter)

リンク:PLAYISM(Twitter)

リンク:救国のスネジンカ(PLAYISM official site内)

 

操作方法

 

(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
上下左右ボタン 移動(前進/後退のみ)
Lスティック 同上
Lボタン
ZLボタン (長押し中)集中射撃モード
-ボタン

 

JOY-CON(右)
Rスティック エイム操作
Aボタン 青色ガジェット使用、決定、インタラクト、テキスト送り
Bボタン キャンセル
Yボタン
Xボタン 緑色ガジェット使用
Rボタン
ZRボタン 射撃
+ボタン ポーズメニュー

 

ゲームシステム

 

以下では「救国のスネジンカ」の基本的なゲームシステムをメインモード、チャレンジモードを中心に紹介。

(※当ブログ内において過去に投稿した「溶鉄のマルフーシャ」の紹介記事内容を流用しています。一部において内容が重複する箇所や項目が御座います事をあらかじめご了承下さい)

 

画面の見方

メインモード本編は1日を1ステージとして扱い、全100日構成によって展開される。各ステージでの目的は敵編成の殲滅及び、プレイヤー後方(ステージ左端)に聳える防衛対象を死守すること。このルール上、本作では基本的に敵の攻撃はプレイヤーキャラではなく防衛対象へと向けられ、スネジンカや仲間キャラクターにあたる各派遣兵達に被弾判定は発生しない。

画面上部の横に長く伸びたゲージが防衛対象の耐久度を示しており、これが全て失われた時点でゲームオーバーとなる。ただし、メインモード終盤ではスネジンカが直接狙われるというルールに変更され、直接の被弾を避けなくてはならない。

 

まだゲームに慣れない内はゲーム開始後、予算に幾らか余裕を持たせつつパラメーターの強化を中心に進めていくと良い。相棒を迎え入れる事で各ステージでの負担も大きく軽減するので、隙を見ていずれかの兵種カードを1枚購入。

中盤以降は特攻自爆を行う飛行型機械兵が頻繁に登場し、攻撃の激化も相俟って防衛難度も高くなってくる。ガジェットをタイミング良く活用するのが生存力を高めるコツだ。

 

移動操作

※画像はイメージです

前作同様、プレイヤーキャラの移動操作は直立状態からの前進及び後退のみとなっている。ジャンプやしゃがみといったアクションは今シリーズには用意されていない。

仲間キャラクターがいる場合、彼らは基本的にステージ後方で防衛対象を守る後方支援に徹するが、アイテムカードの「作戦変更」で追従モードになっている場合は、スネジンカの後を着いて動くようになる。

 

射撃とリロード

Rスティックで撃つ方向を調節し、ZRボタンを押している間銃を発射し続ける。任意のタイミングでの手動リロードはYボタンで実行。

リロードはZRボタンで銃撃を継続している際、弾切れ時に自動で行われる仕様となっているが、リロードの速度は該当パラメーターや使用中の武器によって変わるのでタイミングが重要だ。

 

構え撃ち(集中射撃モード)

ZLボタンを長押ししながら行う銃撃は構え撃ちモードとなる。通常射撃時と比べてレーザーサイトの線が細まった状態となり集弾効果が著しく上昇する一方、前進後退共に移動速度が極端に遅くなるといったデメリットを伴う。

(※前作に登場した「集弾性能UP」アイテムカードは削除され、この操作へと効果が引き継がれる形となった)

モードの切り替え自体は瞬時に実行可能なので、現在使用中である武器種の特性を把握した上で状況毎に使い分けていくと良いだろう。

 

ガジェット

前作におけるサブウェポンは呼称が「ガジェット」に変更となった。

ガジェットにはXボタンで使用可能な「緑色ガジェット」、Aボタンで使用可能な「青色ガジェット」の2タイプがある。各ガジェットの種類については「アイテムカードリスト」の項目を参照。

 

緑色ガジェットは1つのみ所有が可能でスタックは不可。新たな緑色ガジェットを入手した場合は上書きとなり、それまで所有していたものはその場で失われる。基本的に1度しか使えない使い切り仕様だが、バリケードのように設置後は日数を跨いで使用できるものも一部存在する。効果、性能に限らず何か1つ忍ばせておくことで、突然の窮地を凌ぐための頼みの綱となるだろう。

一方、青色ガジェットはいずれも消費制限はなく、こちらは一度発動する毎に挟まるクールタイムを経て再使用が可能となっている。クールタイムは対応パラメーターの強化に応じて短縮が可能なので、鍛えておくことで危機的状況を凌げる機会も増えるはずだ。

 

給与支給

1日を生き延びる毎に、スネジンカには戦果に応じた給与が日当方式で支払われる。給与を通して稼いだお金は直後に出現する「整備メニュー」(下記で紹介)で、戦力強化の費用へと充てることが可能だ。

ただし前作同様、給与には様々な税金が課せられることで諸々の経費として差っ引かれてしまい、1ステージ辺りで獲得可能な額はおよそ2~4と極めて少額。満足に所持金が貯まっていない状況下では少額の範囲内でやりくりしなければならない。

まとまった額に達したいのであれば極力無駄遣いを控えるか、下記の整備メニュー等を通じて偶に発生する、思わぬボーナス支給の機会に期待する外ないだろう。

 

整備メニュー

整備メニューでは所持金を使って、パラメーター強化、武器やガジェットの調達、各種派遣兵を雇うなどの戦力強化が可能だ。

3枚のアイテムカードがランダムで並べられ、購入可能なのはメニュー1回分につきいずれか1枚のみ。品揃えが気に入らないという場合は、通貨2つ分と引き換えにテーブルを引き直すこともできる。

偶にランダムで効果が発動するチャンスカードが並ぶことも…。

 

武器耐久度とハンドガン

 

整備メニューで購入可能な武器各種には耐久力の要素が設けられており、耐久度は購入直後から1日毎に1ずつ消耗していく。耐久力が0の状態でステージを攻略すると次の編成メニュー以降、武器が初期装備にして予備武器であるハンドガンへと自動で切り替わってしまう。

「救国のスネジンカ」でのハンドガンにはA~C計3つのタイプがあり、パラメーター強化が十分であれば窮地を脱することも可能なだけの性能は有している。とは言え、他武器に比べれば制圧力(特に連射力やマガジン容量などの面で)はどうしても見劣りしてしまうのでおススメはし辛い。

ハンドガンに頼らざるを得ない状況を極力生まないためにも、いずれかの武器を購入した後は定期的に買い替えを行うことで耐久度の維持に努めていきたいところだ。

 

パラメーターと成長限界

今作の各パラメーターには成長限界が設けられている。各パラメーターは15以上、派遣兵はLv4以上、拠点耐久度はLv5以上になると上画像のように数値表記の色が”白”から”グレー”に変化するが、これが成長限界に突入したことを示すサインとなっている。

限界突入後も継続的な強化によって数値自体は上昇を続けるものの、限界値以上の成長はほぼ横ばいとなる。

 

6種類のパラメーターの各効果は以下の通り。

パラメーター名称 備考
攻撃力 銃撃一発辺りの威力
連射力 一度に連続で発射可能な弾数
マガジン容量 装填弾数の最大値
リロード速度 リロードが完了するまでの速度
ブッシュバックパワー 向かってくる敵を銃撃によって押し返す力の度合い
青ガジェットクールタイム 青色ガジェットが再使用可能となるまでのクールタイムの短縮時間

6種類共にどれを取っても重要な能力値だが、まずは名称的に解り易い攻撃力や連射力を真っ先にある程度鍛えておきたいところではある。

ただし序盤に選択した武器がグレネードランチャーのような基本威力や破壊力の高いものであったり、早い内に強力な支援兵を味方に加えることが出来た場合など、状況次第ではこの限りではない。

元よりある程度ステージが進むまでの間は比較的リラックスして臨める難易度バランスとなっているので、敢えてピーキーな性能に振り切ったゲームプレイを楽しみんでみるのも一興だ。

 

武器のタイプについて

今作では予備武器であるハンドガン同様、アサルトライフルやグレネードランチャーなど一部の武器種には最大A~Cまで複数のタイプが用意されている。

同じ武器カテゴリには含まれるがタイプ別で性能や使い勝手もかなり変わるので、アイテムカード内説明文の確認や実際の使用を通じてタイプ名と効果をなるべく把握しておくよう心掛けたいところ。

 

ボーナスカード選択

ステージ終了時、偶に「Select Bonus Card」という表示と共にカード選択画面が登場することがある。ここでは緑と赤の2枚のカードの内どちらかを選ぶことで、翌日以降に発生するランダムな効果を1つ獲得することができる。

“ローリスクローリターン”な緑と、”ハイリスクハイリターン”な赤。ギャンブル要素の強い二択だが必ずどちらかを引かなければならず、キャンセルはできない。無難に行きたければ緑を選びたいところだが、赤を選ぶことで、稀にとても強力な助っ人が登場する事があるとの噂が…。

 

休暇メニュー

メインモード、チャレンジモード共に10日経過毎に休暇モードへと移行。各支援兵を派遣している場合はルームシェアによる同室となり、休暇毎に数パターンの台詞の内ランダムで1つを聞くことができる。

休暇中は用意された4種類のメニューから1つを選んで、特定のパラメーターを強化することが可能だ。

 

設備名称 上昇パラメーター
配給機 ランダムで1or複数種のパラメーターが+1

(何も上がらない場合もある)

冷蔵庫 マガジン容量+1
シャワーを浴びる リロード速度+1
トイレ掃除 装備中サブウェポンのクールタイムが0に初期化される

 

いずれか1つを実行後、ベッドで休むことで翌日へと進行(どれも選ばずにベッドに直行することもできる)。この流れが作中の、休暇の日におけるローテーションとなる。

 

支援兵(仲間キャラクター)

整備メニューで各兵種のユニットカードを購入すると、仲間にすることができる。分類は使用武器毎に分けられており、全7タイプ。

1度に仲間にできるのは1人までで、別の兵種ユニットのカードを購入するとそれまで使用していた仲間とはお別れになる。

 

キャラの好みと実用性は全く別の問題となるが、使い易さでは連射力のあるサブマシンガンやライフル系が対応力が高くてオススメ。

また、別モードとなる「チャレンジモード」では上記のキャラクター達をプレイヤーキャラとして使うこともできる。(該当モードでの使用方法など、詳細は下段の「チャレンジモード」の項目にて後述)

 

アイテムカードリスト

 

(※以下のリストは筆者のゲームプレイに併せて随時更新を行う予定です。前作紹介記事の流用につき、現時点では修正が必要となる箇所が確認できる場合がございます。ご了承下さい)

 

パラメーター強化系

名称 価格 備考
攻撃力+1 2 攻撃力が1段階上昇
攻撃力+2 4 攻撃力が2段階上昇
攻撃力+3 6 攻撃力が3段階上昇
連射+1 2 連射力が1段階上昇
連射+2 4 連射力が2段階上昇
連射+3 6 連射力が3段階上昇
弾速UP+1 2 弾丸の速度+1
弾速UP+2 4 弾丸の速度+2
弾速UP+3 6 弾丸の速度+3
ブッシュバックパワーUP+1 2 敵を押し返す力が1段階上昇
ブッシュバックパワーUP+2 4 敵を押し返す力が2段階上昇
ブッシュバックパワーUP+3 6 敵を押し返す力が3段階上昇
マガジン容量+1 2 マガジン容量が1段階上昇
マガジン容量+2 4 マガジン容量が2段階上昇
マガジン容量+3 6 マガジン容量が3段階上昇
リロード速度+1 2 リロード速度+1
リロード速度+2 4 リロード速度+2
リロード速度+3 6 リロード速度+3
青ガジェットクールタイム+1 2 青ガジェットを再使用できるまでの時間が1段階短くなる
青ガジェットクールタイム+2 4 青ガジェットを再使用できるまでの時間が2段階短くなる
青ガジェットクールタイム+3 6 青ガジェットを再使用できるまでの時間が3段階短くなる
防御力+1 3 防衛対象の防御力が1段階上昇
防御力+2 6 防衛対象の防御力が2段階上昇
防御力+3 9 防衛対象の防御力が3段階上昇

リロード速度+1(最大15)

緑色ガジェット

名称 価格 備考
跳躍地雷 2 3回まで敵に反応する跳躍地雷を入手する
大型地雷 2 大型の敵にのみ反応する地雷を入手する
短射程タレット 4 短射程のタレットを入手する
中射程タレット 4 中射程のタレットを入手する
長射程タレット 4 長射程のタレットを入手する
大型タレット 5 大型のタレットを入手する
ジャミンググレネード 2 敵の進行速度を低下させるグレネードを入手する
リペアボム 2 防衛対象を回復する爆弾を入手する
バリケードLV1 3 敵の進行を阻むバリケードを入手する
バリケードLV2 6 敵の進行を阻むバリケードを入手する
バリケードLV3 9 敵の進行を阻むバリケードを入手する
電熱砲 2 敵を一掃する電熱砲を入手する

(操作キャラがスネジンカでのプレイ時にのみ出現)

 

青色ガジェット

名称 価格 備考
強装弾 4 1マガジン分攻撃力が大幅に上がる強装弾を装填できる
ジャミング 4 敵の進行速度を低下させる電波装置を装備する
手榴弾 4 爆風で敵を巻き込む手榴弾を装備する
ミニガン 4 大量の弾丸を発射するミニガンを装備する
マルチミサイル 4 自動で敵を追尾する小型ミサイルを装備する
火炎放射器 4 高威力の火炎を射出する火炎放射器を装備する
インパクトショット 4 敵を倒すほど強化される衝撃波発生装置を装備する
ディフェンダーキャノン 4 貫通力のある火球を「現在の防御レベル+2」発分撃ちだす無反動砲を装備する
ロケットランチャー 4 爆風で敵を巻き込むロケットランチャーを装備する
硬化 4 一定時間防衛対象の防御力を大幅に上昇させることが出来るようになる
クールダウン 0 青ガジェット再使用可能までの時間が0になる

 

支援兵

名称 価格 備考
ショットガン兵 10 デジク(ショットガン兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

ライフル兵 10 アブレック(ライフル兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

狙撃兵 10 リシチカ(狙撃兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

上級軽機関銃兵 20 エクトル(上級軽機関銃兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

上級サブマシンガン兵 20 クラサフカ(上級サブマシンガン兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

上級ライフル兵 20 アニタ(上級ライフル兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

上級擲弾兵 20 ダチカ(上級擲弾兵)を仲間に加える

既に仲間にいる場合は仲間Lvが上昇

【メイン】81日目以降にランダムで出現

【チャレンジ】1日以上防衛でアンロック

仲間LvUP 10 仲間がいる場合、仲間のLvを1段階上昇させる
作戦変更 無償 仲間がプレイヤーを追従するように(しないように)なる

 

武器

名称 価格 備考
ハンドガンAチェンジ 無償 耐久値が0になった際の武器を変更する
ハンドガンBチェンジ 無償 耐久値が0になった際の武器を変更する
ハンドガンCチェンジ 無償 耐久値が0になった際の武器を変更する
サブマシンガンA 10 サブマシンガンAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低連射高精度

サブマシンガンB 10 サブマシンガンBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:大容量

サブマシンガンC 10 サブマシンガンCを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低威力高連射

アサルトライフルA 10 アサルトライフルAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:5点バースト

アサルトライフルB 10 アサルトライフルBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低威力高連射

アサルトライフルC 10 アサルトライフルCを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:高威力低連射

軽機関銃A 10 軽機関銃Aを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低威力高連射

軽機関銃B 10 軽機関銃Bを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:高威力低連射

ショットガンA 10 ショットガンAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:7発散弾、低威力大容量

ショットガンB 10 ショットガンBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:3発散弾、低容量高連射

スナイパーライフルA 10 スナイパーライフルAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:貫通弾、高威力低連射

スナイパーライフルB 10 スナイパーライフルBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:貫通弾、低威力高連射

スナイパーライフルC
10 スナイパーライフルCを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:貫通弾、3点バースト

グレネードランチャーA
10 グレネードランチャーAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:重力の影響を受ける弾丸、爆風による範囲攻撃

グレネードランチャーB 10 グレネードランチャーBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:ロケット弾による加速弾丸、爆風による範囲攻撃

上級サブマシンガンA 15 上級サブマシンガンAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:高威力低容量。

上級サブマシンガンB 15 上級サブマシンガンBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低威力高連射。

上級アサルトライフルA 15 上級アサルトライフルAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:高威力低連射。

上級アサルトライフルB 15 上級アサルトライフルBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:低威力高連射。

上級軽機関銃A 15 上級軽機関銃Aを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:マガジン内の残弾が少ないほど連射力が上昇。

上級軽機関銃B 15 上級軽機関銃Bを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:超大容量低弾速。

上級ショットガンA 15 上級ショットガンAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:5発散弾、大容量。

上級ショットガンB 15 上級ショットガンBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:8発散弾、高連射低容量。

上級スナイパーライフルA 15 上級スナイパーライフルAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:貫通弾、高威力

上級スナイパーライフルB 15 上級スナイパーライフルBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:貫通弾、超威力、マガジンは1発固定。

上級マシンピストル 15 上級マシンピストルを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:狙うと盾を構える。

上級グレネードランチャーA 15 上級グレネードランチャーAを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:3発散弾、爆風による範囲攻撃。

上級グレネードランチャーB 15 上級グレネードランチャーBを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:一定時間で自動爆発する弾丸、爆風による範囲攻撃。

特級マルチバレルライフル 20 特級マルチバレルライフルを装備。同名武器を装備時は耐久力が回復。

特徴:3発同時発射、高威力高精度。

【チャレンジ】30日生存でアンロック

ドローン(鳩) 2 ドローン(鳩)を入手する。小容量200発
ドローン(大型鳩) 4 ドローン(大型鳩)を入手する。大容量500発

 

その他

名称 価格 備考
引き直し 無償 カードを引き直す
お金が欲しい 無償 攻撃、連射が1段階下がり、お金を20入手
残業申請 無償 社員寮へ戻るまでお金が2貰える代わりに、敵の出現量が毎日増加する

【チャレンジ】10日生存でアンロック

リバランス 2 (パラメーターA)が1段階下がり、(パラメーターB)が2段階上昇。
トレードオフ 無償 武器耐久力が3になり、攻撃力or連射力が2段階上昇
チャンスカード 無償 特定のカードをランダムで入手
貧乏人の味方 2 マガジン容量+1。所持金20以下の場合はマガジン容量+3
低耐久値有利 2 リロード速度+1。武器耐久力が3以下ならリロード速度+3。
コンテナ3追加 無償 コンテナを3追加

チャレンジモード・コンテナ施設防衛限定アイテム

コンテナ6追加 無償 コンテナを6追加

チャレンジモード・コンテナ施設防衛限定アイテム

自動修理 3 最大HPの30%分まで、一定時間毎に防衛対象のHPを回復(重ねがけ不可)
完全修理 10 チャレンジモード限定アイテム

防衛対象を完全に回復

【チャレンジ】20日生存でアンロック

室内犬 無償 社員寮で飼える犬を入手する(ゲームに影響なし)。

【チャレンジ】5日生存でアンロック

ケルベロス 無償  (調査中)

【チャレンジ】40日生存でアンロック

長い犬 無償 社員寮に飼える長い犬を入手。入手するほどより長い犬になる(ゲームに影響なし)
すごく長い犬 無償 社員寮に飼えるすごく長い犬を入手。(ゲームに影響なし)

【チャレンジ】60日生存でアンロック

でかい犬 無償 チャレンジモード限定アイテム

社員寮で飼えるでかい犬を入手する(ゲームに影響なし)。

金の犬 無償  ??? 

【チャレンジ】70日生存でアンロック

主砲換装 5 戦車の主砲をマルチキャノンに換装する

メインモード・東部(ノーマル)ルート限定アイテム

 

チャンスカード

名称 価格 備考
給付金 お金を10入手する
あんしん武器交換サービス 武器耐久力が0になり、お金を15受け取る
職場環境改善費 お金を10没収。防衛対象の防御力が1段階上昇
攻撃力2倍 攻撃力が1段階上昇。さらに次の日の攻撃力が2倍になる
連射力2倍 連射力が1段階上昇。さらに次の日の連射力が2倍になる
マガジン容量3倍 マガジン容量が1段階上昇。さらに次の日のマガジン容量が3倍になる
青ガジェットクールタイム短縮 装備再使用までの時間が1段階短縮、さらに次の日の装備再使用までの時間が大幅に短縮される
接待 プレイヤーが10体以上とどめを刺さなければ、仲間のLvが1段階上昇

※派遣兵を味方に加えている場合のみ出現(チャレンジ)

動かないチャレンジ 次の1日で一歩も動かなければ武器耐久力が+3される

※派遣兵を味方に加えている場合のみ出現(チャレンジ)

完璧な仕事 防衛対象に一切ダメージがなければ貰える金額が2倍になる

 

ボーナスカード

名称 価格 備考
ローリスクローリターン
武器修理+3 武器耐久度が3上昇する
ラッシュ 1日間敵の移動が速くなる
ハイリスクハイリターン
重量税 防御Lvの2倍のお金を没収される
補助金 防御Lvの2倍のお金が支給される
半額セール 5日間全ての商品が半額になる
超スロー 3日間敵の移動がとても遅くなる
溶鉄支援 8日間マルフーシャが支援を行う

 

 

チャレンジモード

 

2種類のチャレンジモード

 

今作のチャレンジモードでは門防衛とエネルギー施設防衛の2種類のモードがあり、自由に選択して開始することができる。

門防衛 防衛対象となるゲートを攻撃されないよう死守するのが目的。

ルール自体は比較的前作に近い。

コンテナ施設防衛 防衛対象となる外壁の前方に多数のコンテナが積みあげられた状態でスタート。

敵の攻撃によって一定のダメージが蓄積される毎に積み上げられたコンテナが上から順に破壊されていき、特定のマークのコンテナが破壊された場合は中から武器やお金のアイテムカードが出現する。

各チャレンジモードの最高到達日数は、モード毎に個別に記録される仕様となっている。

 

チャレンジモードで使用可能なキャラクター

「チャレンジモード」は、スネジンカと各支援兵を含む計8人の中から操作キャラを一人選んで、何日間生き延びられるかを競うサバイバルタイプのゲームモード。

初期状態ではスネジンカ以外のキャラクターは使用不可となっており、アンロックにはストーリーやチャレンジ各モードプレイ時、一定以上の日数到達毎に入手可能なカギが1つ必要となる。ただしカギの獲得自体はそう難しくはなく、繰り返し遊んでいればすぐに集めることが可能だ。

また、キャラクター選択前に画面右下の「♪BGM」項目にカーソルを移動させることで、ステージBGMを変更することが可能となっている。お気に入りの楽曲で戦地へと臨めば、攻略への士気も高まること請け合いだ。

 

(※キャラ名横の兵種名はメインモード時のものです)

キャラ名/兵種 特徴

スネジンカ

攻撃力:3 連射力:3 マガジン容量:3 リロード速度:3

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:3 移動速度:3

全武器の耐久値+1、集弾性能UP、特級マルチバレルライフルは更に耐久値+3

ボーナスカード「溶鉄支援」の効果日数が+3、緑ガジェットカード「電熱砲」が使用可能

アニタ:上級ライフル兵

攻撃力:3 連射力:3 マガジン容量:2 リロード速度:2

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:2 移動速度:3

アサルトライフル系の耐久値+2、攻撃力UP、同系列のカードが出やすい

緑ガジェットカードの価格が一律-2、毎日防衛対象が微回復

エクトル:軽機関銃兵

攻撃力:4 連射力:4 マガジン容量:3 リロード速度:3

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:1 移動速度:1

軽機関銃系の耐久値+2、リロード速度UP、移動速度UP、同系列のカードが出やすい

カードを購入しないを選ぶとお金+1

クラサフカ:上級マシンガン兵

攻撃力:2 連射力:5 マガジン容量:3 リロード速度:4

ブッシュバックパワー:2 青ガジェットクールタイム:3 移動速度:5

サブマシンガン系の耐久値+2、攻撃力UP、集弾性UP、同系列のカードが出やすい

宿舎で休んでから3日間全パラメーターが大幅に上昇

ダチカ:上級擲弾兵

攻撃力:4 連射力:2 マガジン容量:3 リロード速度:3

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:3 移動速度:3

グレネードランチャー系の耐久値+2、攻撃力UP、爆発半径拡大、同系列のカードが出やすい

全武器の弾が爆発効果を持つ

デジク:ショットガン兵

攻撃力:3 連射力:3 マガジン容量:5 リロード速度:4

ブッシュバックパワー:5 青ガジェットクールタイム:5 移動速度:4

ショットガン系の耐久値+2、散弾数増加、同系列のカードが出やすい

ハンドガンが散弾になる、3の倍数の日は貰えるお金が少ない

アブレック:ライフル兵

攻撃力:2 連射力:3 マガジン容量:3 リロード速度:3

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:5 移動速度:3

アサルトライフル系の耐久値+2、攻撃力UP、同系列のカードが出やすい

カードを購入しないを選ぶと青ガジェットのクールタイム-5

青ガジェット以外の攻撃で敵を倒すと青ガジェットのクールタイム-1

リシチカ:狙撃兵

攻撃力:8 連射力:1 マガジン容量:2 リロード速度:3

ブッシュバックパワー:3 青ガジェットクールタイム:3 移動速度:1

スナイパーライフル系の耐久値+2、連射力UP、リロード速度UP、同系列のカードが出やすい

リロード後の1発のみ威力2.5倍

選んだキャラ毎に、得意な武器や銃の扱いにおける能力、移動速度など性能が顕著に異なり、扱いやすさや難易度にもダイレクトに響いてくる形となる。一通り試した上で、プレイヤー毎に相性の良いキャラクターを探してみると良いだろう。

 

チャレンジモードの特徴

 

チャレンジモードでは仕様面でメインモードと異なる点がいくつかあり、主には以下のような点が挙げられる。

・スネジンカ以外のキャラクターでもプレイ可能(※キャラクターにはロック制限あり)

・今作では門防衛、コンテナ施設防衛の2つのモードを選んでプレイ可能

・メインモードでは登場しない種類のアイテムカードが出現する

・キャラクターの組み合わせによって、“相性ボーナス”が発生

 

相性ボーナス

上記で挙げた特徴の1つ、「相性ボーナス」についてだが、これは選択したキャラクターが特定のキャラを仲間に迎えた際、相性が良いキャラ同士だった場合に専用のパラメーターボーナスが発生する、といったものだ。

 

例:クラサフカでプレイ中、「ライフル兵」カードを購入してアブレックを仲間に迎えた場合に発生

キャラ間の相性はお互いが”気の合うタイプであるかどうか”が焦点となる。同じ兵種であるかどうかは一切関係ない。

相性ボーナスが成立するのは仲間に加えてから最初の休暇に突入した際、このタイミングでのみ挿入される専用のデモシーンが見られるのでこちらも必見だ。

 

【相性ボーナス発生の組み合わせ】

スネジンカダチカ

アニタデジク

クラサフカアブレック

エクトルリシチカ

前作同様、到達日数の記録はデイリーオンラインランキングに対応しており、それぞれのプラットフォーム上で全世界の猛者たちと記録を競い合うことができる。

 

プレイ後の感想

「救国のスネジンカ」は、作品要素のほぼ全部分が個人開発によって手掛けられたインディーゲーム作品で、ミリタリー要素と美少女キャラ要素を織り交ぜた拠点防衛式のシューターアクションだ。今作では新たにドローン兵器の導入や、複雑な脚の動きを見せる多関節モデルの機械兵の登場など敵のバリエーションも大幅に増加。

前作と見比べてみると、ステージBGや兵器群の描写ディテールが一層向上しておりグラフィック面や演出の更なるパワーアップによる確実な進化の程が窺える。コンシューマー版では作中に関する設定画をアートギャラリーモードでじっくりと鑑賞することも可能だ。

 

 

拠点を狙ってくる敵勢力は相変わらずの機械兵メインな構成だが、防衛側としてもやる事は前作から大きく変わってはいない。その一方で新たな要素もしっかりと取り入れられており、”良い意味で解り易い続編”という仕上がりとなっている。

難易度は特に終盤にかけて前作から高くなっており、中盤、後半にかけて耐久度、攻撃性共に高い敵機が1体ドンと据えられ、その脇を機雷が高速で門目掛けて駆け抜ける、と急遽難易度が跳ね上がるような場面も。

こうしたステージではパラメーター強化が不十分だったり、武器交換のタイミングが悪いと一気にピンチに陥ってしまいがち。コンティニュー自体は容易だが使いすぎるとエンディングの分岐に響いてくる場合もあるので、所持金とカードの先を見据えた計画的なやりくりが重要だ。

 

実質的な主人公交代ということで、今作では主人公を取り囲む支援兵キャラクターも前作から一新となった。ただし一部のキャラクターに関しては、前作登場人物との特定の関係を窺わせる描写や設定をゲーム内で確認することができる。特に前作経験者であれば、実際にゲームをプレイする際には各キャラクターの台詞も含めて是非注視して頂きたいところ。

前作同様、連日の戦いの合間に挟まる貴重な休暇パートの細かなネタも見逃せないところ。ブルーピーコックではスネジンカの先輩にあたるダチカを筆頭に、オフの日限定で見る事ができる仲間たちの寛ぎの表情は特に必見で、各キャラクターからどんな一言が飛び出すのか、と思わず色んな支援兵を仲間にしてみたいと思わせてくれる。

 

本作では全10種類のエンディングが用意されている。ストーリーモード本編では、道中一度だけ登場する選択肢の回答次第でトゥルー、ノーマル2つのルートへと分岐。特にスネジンカの物語が中心となるトゥルールートはその道のりが若干長丁場となるが、終盤の激戦を乗り越えた先に待つ展開に衝撃を受けるプレイヤーも多いはず。

メインの2人の動向についつい注目が行きがちになるが、各支援兵との個別エンドは今回ももちろん全員分用意されており、前作以上のテキスト量とカットシーンの増量でドラマ性も向上しており見逃せない。

 

一方で、各コンシューマー版前作において新たに追加された新規オリジナルOPムービーは、残念ながら今回は未収録。今作では起動直後に入る、”作中の暴力的な表現”や”本作品がフィクションである”旨を掲げた警告画面が終わるや否や、いきなりタイトル画面がドーンと登場する。即ゲーム開始可能であるという意味ではノンストレスではあるのだが、随所まで練られている作品だけに細やかながらも動きのある演出が欲しかったところではある。

 

なお、前作にあたる「溶鉄のマルフーシャ」に関するここ最近の動向としては、2019年より運用中のスマートフォン用ゲーム「アッシュアームズ-灰燼戦線-」(現在の運営はEMBERSが担当)とのコラボレーションがこれまで再度に渡って行われており、2月6日14:00より復刻コラボイベント「鉄屑余燼 sinners from Kazormia」が現在開催中。

イベント復刻に伴い、マルフーシャ、アリビナ、ライカ等のシリーズ作中に登場するキャラクター達がプレイアブルとして参戦、それぞれ期間限定開催のストーリーイベントや専用ガチャを通して入手が可能。本家シリーズよりも先行でCVが付くなど諸々豪華な仕様で、シリーズファンにとってはたまらない展開となっている。

 

二次創作界隈では鉄板ジャンルの1つとも言える、”二次元美少女&ミリタリー”系作品。同ジャンルの愛好者を中心に大好評を博した「溶鉄のマルフーシャ」の続編となる本作は、基本システムはそのままに一層のパワーアップを経て帰ってきたhinyari9氏渾身の一作だ。ゲーム性自体は前作と共通しているので、同シリーズをまだ未経験という諸氏は、ストーリー上の関係からもなるべくまずは第1作目から入る事を強くおススメしたい。

カジュアルなゲーム性がらも緻密な世界観設定やキャラクターデザインはいずれも魅力的であり、シリーズファンは言わずもがなインディーゲームに幅広く興味がある諸氏にとってもマストバイとなる一作。「救国のスネジンカ」を是非お試しあれ。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) .5

 

良い点

  • 背景グラフィック周りや機械兵のディテールを含め、前作からビジュアル、演出がグレードアップ
  • チャレンジモードでは開始前にステージBGMの選曲が可能
  • ストーリーモードのルート分岐によりステージのロケーションが多様化、入手済み武器を試し撃ちできる射撃場など、新たな追加要素が充実

惜しい点

  • 一部UIのテキストにおけるフォントサイズが小さく、プレイ環境次第では文字が読み辛い場合がある
  • 前作コンシューマー版で新たに追加されたOPムービーは今作では用意されず
  • トゥルーモード終盤の幾つかのステージではかわし切れない程の大量の敵弾が飛び交い、事前の装備選択や戦法を誤ると攻略失敗となる懸念がある

 

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