基本情報
タイトル:隠龍伝説:影の追跡
ジャンル:横スクロール・アクション・ゲーム
プラットフォーム:PlayStation4・Windows
メーカー:MegaFunGames
公式サイト:隠龍伝説:影の追跡 公式サイト
ゲームについて
古代中国を舞台とした横スクロールのアクション・ゲーム。
ゲームからの情報だけでは時代設定不明ですが、MegaFunGamesが立ち上げたデジタル漫画作成のクラウドファンディングによると、唐王朝中期がモデルのようです。(Google翻訳に頼っているため、正確な情報は不明)
武侠小説をゲームにした、ストーリーと派手なアクションが売りのゲームです。
システムについて
ゲームの操作・システムについての説明。
ゲーム操作
基本操作として移動キーで右または左に移動、ボタンで攻撃(弱・強の2種類)とジャンプ(二段ジャンプもあり)。
特殊操作として軽功値(*1)を消費して発動するダッシュ(空中ダッシュ)、ワイヤーアクション、殺意値(*2)を消費して発動する技能があります。
*1 軽功値:ダッシュを発動すると消費。地上に立っていると自動的に回復します。
*2 殺意値:技能を発動すると消費。敵を倒すと回復します。
外観
主人公の服装を変更できます。
服装はステージが進むことで取得でき、プレイ中の好きなタイミングで変更可能です。
尚、服装を変更してもステータスに影響がないため、プレイヤーの趣味で服装を選択できます。
連続技
攻撃ボタンの組み合わせにより敵に連続攻撃が可能となります。
移動キーを組み合わせると、敵を空中に打ち上げたり、飛んでいる敵を地面に叩き落とすことも可能です。
空中に打ち上げたり、地面に叩き落とされた敵は無防備となるため、追撃を行うことで安全に大ダメージを与えられます。
心法
ステージの途中で取得する書物を一定数集めると心法が装備できます。
心法は主人公に装備させることでステータスがアップと「突破」と呼ばれる特殊能力付与の効果があります。
「突破」には「アイテム取得数の増加」「生命力が下がると攻撃力がアップする」など心法により効果が異なるので、ステージや主人公の状況に合わせて使い分けることが重要となります。
技能
技能は剣を用いた「玄剣技能」と飛刀を用いた「隠刀技能」に分かれ、技能発動ボタンと攻撃ボタンの組み合わせにより殺意値を消費して発動します。
「玄剣技能」は能力向上や吹き飛ばし攻撃、「隠刀技能」は飛び道具の連続投げなどがあり、状況に応じた技能の使い分けが必要です。
武器
ステージの途中で剣や飛刀が取得できます。
武器ごとに攻撃力や特殊能力が異なるため、ステージに出てくる敵に合わせた武器の切り替えが重要です。
また、武器は鍛錬することで攻撃力が向上するため、敵が強く感じた時は武器の鍛錬することで攻略が容易となります。
収集
ゲーム内で手に入れたアイテムを確認できます。
取得したアイテムをゲーム内で使用することはできませんが、ゲームの世界観を深めるのに一役買っています。
目録
ゲームに登場するキャラクター説明です。
名前・イラスト・設定が確認できます。
また敵キャラの目録には敵キャラが使用する技の解説もあるため、久しぶりに遊ぶ時の攻略ヒントになります。
ゲームを遊んだ感想
個人的スコア | 5.5 |
良い点
・手軽な操作で繰り出せる、派手なアクションの連続技。
・武侠小説の世界観を表現したキャラクターやストーリー。
・隠しアイテムやクリア後の難易度変更解放によるコンプリート要素。
悪い点
・罠の位置を死んで覚えるタイプ。罠の回避は地味で、繰り返しプレイが苦痛になる。
・ステージ途中に挿入されるムービー・シーンで時々エラーを起こしゲームが中断する。このため、苦労して倒したボス戦をやり直すはめになる。
まとめ
世界観や派手なアクションは楽しめましたが、覚えゲーのところもあり、ゲーム・バランスはあまりよくないです。
誰にでもお勧めできる作品ではありませんが、武侠小説をモチーフとしたゲームは貴重なので、武侠小説の世界観や派手なアクションに興味があるなら遊んでみてはどうでしょうか?
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ステージ紹介
以下はステージの紹介です。ネタバレを含むため、新鮮な気持ちで遊びたい方は、ここから先は読み進めないでください。
訓練 訓練ステージ
序章をクリアすると選択できます。
ステージごとの課題に沿って連続技を3回出すとクリアです。
ゲームの攻略には連続技の使い分けが必須となるため、敵が強くてゲームに詰まったときに練習したり、新しいコンボの参考にもってこいです。
序章 復讐の始まり
監獄
死体の転がる監獄です。ステージの序盤は前後に歩くしか操作できませんが、監獄から出た時点で、攻撃等の操作が可能となります。
チュートリアルも兼ねているため、マニュアルなしでも基本操作が身に付きます。
山林隠居
監獄から脱出するも、疲労により力尽きた主人公が担ぎ込まれた庵の前で敵と戦います。
雑魚敵を倒すと、ボスキャラとして剣術の達人「幻」が登場します。
第一章 洛陽城
洛陽の夜間探索
序章の右スクロールによる単純なステージ構成と変わり、2段ジャンプを駆使して屋根から屋根に飛び移るなど、アクション要素が出始めるステージです。
空を飛ぶ敵や通常の攻撃では怯まない敵がいるため、打ち上げや叩き落としの連続技が重要になり始めます。
白馬寺
ステージ最後に敵組織の幹部「暗鴉」と「白鬼」が登場します。
実際に戦うのは「白鬼」ですが、非常に強力でまず勝てません。
「白鬼」に負けてもステージクリアとなります。
第二章 刺蜂
竹林の住居
「白鬼」に負けた主人公が担ぎ込まれた竹林が舞台です。
ステージは短いですが雑魚キャラの種類が増え、戦闘が難しくなってきます。
謎の塔
古びた塔が舞台のステージです。
塔の中は迷路のようになっており、仕掛けを解除しながら通路を開いていきます。
太原塔の下
ボスは「刺蜂」。飛び道具を用いたトリッキーな攻撃を仕掛けてきます。
第三章 傀儡帝国
山間桟道
足場の悪い桟道を進みます。落石等の罠が至るとことにあり、一瞬の操作ミスが死につながります。
罠の位置を覚えておかないとクリアは難しいため、繰り返し挑戦することになります。
ボスは「無名の将軍」。「暗鴉」が作り出した傀儡で、大刀を武器に襲い掛かってきます。
暗鴉の巣
「暗鴉」のアジトです。敵の大部分は傀儡で、生きている人間ほとんどいません。
ステージの途中に「暗鴉」の頭が語り掛けてきます。
面倒なら「暗鴉」の頭を攻撃することで、会話を中断できます。
究極の芸術品
「暗鴉」が作り出した巨大な傀儡「破壊者零式」との戦いです。
「破壊者零式」はステージ奥から巨大な腕を振り回したり、炎を吐いて攻撃してきます。
主人公の攻撃は「破壊者零式」に届きませんが、戦闘中に出てくる人型の傀儡を投げてぶつけることでダメージを与えることが可能です。
第四章 隠城
地下水路
地下水路を泳いで進むステージです。
泳いでいる最中は、潜水可能な時間を表すメーターが表示されます。
メーターがゼロになると体力が急激に減り始めるので、適度に息継ぎが必要となります。
隠城の核
妙薬の力で理性を失った同門の剣士たちが主人公の前に立ちふさがります。
ボスキャラは主人公の同門で、自らの野心のため師匠を殺害した「二番弟子」です。
動きが素早く、回避が難しい攻撃を仕掛けてきます。
どちらの体力が先に尽きるかの勝負となるため、打ち上げ攻撃を利用して空中コンボによる大ダメージを狙うなど、確実にチャンスをものにしないと攻略できません。
秘密兵器
妙薬を作成できる龍鼎を破壊できる隠龍剣を探し出すステージです。
ボスキャラは妙薬により理性と引き換えに強力な戦闘力を手に入れた「影矛」です。
ワープや煙幕を駆使する強敵ですが、前ステージの二番弟子より戦い易い相手でした。
復讐
組織のボス「周宗」との最終決戦です。
大量の雑魚キャラの攻撃をしのぎ切ると「周宗」との戦闘になります。
「周宗」との戦闘は3段階に分かれ、最終段階では妙薬の力で人間離れした姿とかします。
カウンター攻撃や範囲攻撃を繰り出す強敵です。フェイントをかけて攻撃を誘発させ、攻撃の隙を狙って手堅い攻撃を仕掛けないと勝てません。