For a Vast Future(広がる未来に)- 感想&簡易プレイガイド【レビュー&攻略】

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©Retreaux Games ©RedDeerGames

 

 

基本情報

 

タイトル For a Vast Future(広がる未来に)
対応機種 Steam/Nintendo Switch
販売 Retreaux Games(Steam版)/Reddeer.Games(Switch版)
開発 Retreaux Games/Something Classic
発売日 2022年11月1日(Steam版)/2023年5月29日(Switch版)
対応言語 英語
備考 IARCレーティング:7+(暴力(軽度)、暴力の暗示)

※日本語非対応

 

作品概要

 

「For a Vast Future」(「広がる未来に」)は北米の独立系開発チームRetreaux Games、及びSomething Classic Gamesが開発、販売を手掛けるゲーム作品。Nintendo Switch版においてはReddeer.Gamesがパブリッシングを担当。

本作はクラシックスタイルのロールプレイングゲーム。ターン制コマンドバトル、アイテムクラフトなどの王道的なシステムを備えた遊び易さが注目ポイント。

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壊滅的な戦争により、終末世界となった国家セラリア。腐敗した軍政府は敵国に対し、最終兵器による復讐を企んでいた。ジャンク漁りを生業とする若者チェルを始めとする4人の冒険者達は、絶望に染まりゆくセラリアを舞台に、果たしてどんな未来を見出すのだろうか?

 

本作の開発に携わるSomething Classic Gamesは2013年の設立以降、ターン制ロールプレイングゲームを中心にした複数のゲーム作品を手掛けており、初の商業用タイトルとなった「Shadows of Adams」は2023年現在、Nintendo Switchでも配信中。(国内版パブリッシングはCIRCLE.Entが担当)

 

本項では概要紹介と感想に加え、簡易的なプレイガイドのような作りで「For a Vast Future」を紐解いてみたい。

なお、備考の項目にも記載しているが、本作は全プラットフォーム版において対応言語は英語のみとなっている。ストアページの画像やPVには日本語によるタイトルロゴが記されたものが見られるが、実際のゲーム内では日本語に一切対応していないため、購入の際には注意。

 

リンク:Something Classic Games(official Site)

リンク:Retreaux Games(X(Twitter))

リンク:RedDeer.Games(X(Twitter))

 

ストーリー

 

セラリアにて数十年にわたって続いてきた戦争は、その膠着状態に終止符を打った。

しかし、戦いの傷跡が癒えるには程遠く、市民は瓦礫の処理のために街へ残ることになった。

 

早熟なティーンエイジャーのチェルは、家族を探し出すため、

そして、失われし世代の秘密を解き明かすために、国を縦断する旅に出る決意をする。

旅の最中で彼女を待つのは、忠実な仲間や異質な敵との出会いだ。

 

セラリアはこのまま廃墟と化すかもしれない。

それでも、新たなる日は確実に明けようとしていた―。

 

(※Something Classic公式サイトより、DeepLなどを活用して翻訳)

 

操作方法

 

(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
上下左右ボタン 移動、選択
Lスティック
Lボタン ページ切り替え(前へ)
ZLボタン
-ボタン セレクト

 

JOY-CON(右)
Rスティック
Aボタン 決定
Bボタン
Yボタン
Xボタン 戻る、メニュー呼び出し
Rボタン ページ切り替え(次へ)
ZRボタン
+ボタン

ゲーム内の「OPTION」でキーアサインの変更が可能。

 

メニュー関連

 

メニュー

(※初期設定ではXボタン)

Wargear 所持中の「兵器」アイテムを確認する
Key Items 所持中の「キーアイテム」を確認する
Equip 所持中の各種弾薬を確認する
Schema 集めた「設計図」を確認する
Info ステータスを確認する
Skills 「技能」(パラメーター)確認画面に移動
????(Bike) バイクに乗る(※Scrambler獲得前は利用不可)
Options オプション設定
Save セーブ(※現在のスロットへの上書きのみ)
Quit ゲームを終了する

 

オプション

Sound FX 効果音のボリュームレベルを設定(0~100)
Music 音楽のボリュームレベルを設定(0~100)
Controls Config キーコンフィグ
Autosave エリア移動時、戦闘終了後に進捗状況を保存するオートセーブの設定(ON / OFF)
Palette ゲームの配色(カラーパレット)を変更
HP Display 戦闘中のHP表示をゲージ(Bar)、もしくは番号(Number)に切り替える
Enemy HP Display 戦闘中の敵のHP表示をゲージ(Bar)、もしくは番号(Number)に切り替える
Animations 戦闘時のアニメーション表示の設定(ON / OFF)

 

「Palette」で選択可能な基本的なカラーパレットはDefaultを含めて計11種類。更に、e-shopで販売中の有料DLC(各100円)を導入することで、特製のカラーパレットが追加される。

HP Display、Enemy HP Displayでは、下の表のようにパーティーメンバー及び敵のライフゲージ表示をメーターか数値のどちらかから設定できる。

 

パーティーメンバー(Bar設定時)

パーティーメンバー(Number設定時)

敵キャラクター(Bar設定時)

敵キャラクター(Number設定時)

 

ステータス(Skills)

 

各パラメーター詳細

Dexterity(器用さ) 戦闘アイテム使用時の有効性。
Marksmanship(射撃能力) 銃攻撃の有効性と精度。
Armor(防御力) 物理攻撃に対する防御能力。
Luck(運) ドロップによる弾薬&アイテムの量、及び戦闘中のドロップ率が増加。
Evasion(回避能力) 物理攻撃に対する回避率と状態異常への耐性(%)が増加。

「Skills」画面では、敵との戦闘で獲得した「SP」と引き換えに、5種類のパラメーターを強化することができる。1つのパラメーターにつき最大15段階まで強化可能。(availableは残り強化可能回数を表す)

基本的には好きなパラメーターを鍛えて問題はないが、1段階上げる毎に必要SP数がどんどん上昇していくため、なるべく均等に上げるようにすることで成長に無理も生じにくい。

 

ゲームシステム

 

戦闘用アイテムの製造

戦闘用アイテムの製造マシンを介して、アイテムクラフトを行うことができる。

各アイテムは、Scrap、Crystal、Gearの3種類のジャンクアイテムを必要個数組み合わせることで作成。個数を指定して、まとめて作成することも可能だ。

 

ただし、製造可能な対象となるためには、各アイテム毎にSchema(設計図)が必要になり、まずはこれを入手しなければならない。

各ジャンクアイテムは戦闘をこなすことでどんどん手に入るので、ある程度数が集まった上で必要な戦闘用アイテムがあればまとめて作成しておこう。

 

自動販売機(Vending machine)

各地に設置されている自動販売機(Vending machine)では、「Basic」(通常弾)を通貨代わりとして他の銃弾を購入することができる。

利用方法は、販売機の正面に立って調べることで購入画面が表示。弾薬の種類を選んだ後に必要個数を指定すれば交換完了。

 

交換レートは銃弾のタイプ毎に固定で、稀少度や性能によって弾1つにつき2、あるいは3つと交換といった形だ。

「Basic」は戦闘時の使用頻度が最も高い弾薬でもあるので、自販機での購入に目一杯充てて切らしてしまった、といったことのないようにしたい。

 

武器の強化(Guy’s Ammo)

主に小村や都市部で見られるショップ「Guy’s Ammo」では、旅の途中で入手した専用アタッチメントを取り付けて、武器の強化を行うことができる。

武器はパーティーメンバー毎に決まっており、発見したアタッチメント1つにつき1段階の強化が可能で、最大で6段階まで。

強化の手順については、まずはLもしくはRボタンで武器強化を行いたいメンバー、方向キーの左右で対象キャラが使用する武器のアタッチメントをそれぞれ選択。

 

例えば、Chelの1つ目のアタッチメントは上画像にも記載のある「Scope」で、まだ武器に装着していない場合、まずはこれを選択。

続いて、「100% Accuracy」(精度100%)、もしくは「Power +5」(力+5)の2種類の強化内容からどちらか1つを選んで決定する、といった具合だ。

 

もし、現在適用中の強化内容を途中で変えたくなった場合は、同じ画面上でAボタンを長押ししてアタッチメントを一度外した後、装着し直すことで再び選ぶことができるようになる。

アタッチメントの装着及び解除はノーリスク且つ無料で行えるので、旅の途中で新しいものを見つけた時にはGuy’s Ammoに立ち寄って気軽に利用してみよう。

 

戦闘

本作のバトルはシンボルエンカウント制が採用されており、各エリアを徘徊するエネミーと接触することで戦闘開始となる。(一度倒したエネミーシンボルはエリアを切り替えるまではリポップされない)

各キャラクターの行動順は、敵味方いずれかのキャラ1体辺りのターンが終わる毎に、画面上部に表示されるレーンとイラストアイコンで確認可能。よりレーンの左側に近いアイコンのキャラが優先的に行動することができるが、一瞬で流れていってしまうため目視での確認はほぼ無理。

 

戦闘用コマンドの種類

Fight 銃攻撃(装填中の銃弾で攻撃)
Ammo 銃弾の入れ替え
Wargear 戦闘用アイテムの使用
Bandage 防御(チェル、ダリス、ペントン)
Scan 対象のステータスを確認する(ターンストルムのみ)
Run 逃げる

4人の仲間の内、ターンストルムのみ4番目のコマンドが「Scan」になっており、「Bandage」は使用できない点に注意。

 

銃弾装填時の注意点

「Ammo」は所持中の銃弾から1つを選んで装填する事が出来るコマンドだが、1度の戦闘内で同じ種類の銃弾を2人以上のキャラクターに装填することはできない。

他のキャラクターに使わせたい場合は、装填中のキャラから一度取り外す必要があるので気を付けよう。

 

アイテム

 

以下では、ゲーム内のアイテムの内、銃弾と戦闘用アイテムの2種類に絞り、リストアップして紹介。

 

銃弾(Equip)

Basic 通常弾
Pierce 防御力を無視してダメージを与える
Smoke 確率で「blind」(盲目)状態にする
Ice 「氷」属性。確率で「Stun」(スタン)状態にする
Burn 「炎」属性。確率で「Burn」(炎上)状態にする
Explosive 確率で「破片」によるダメージを与える
Bleed 確率で「出血」状態にする
Venom 確率で「毒」状態にする
Charm 確率で「魅了」状態にする
Critical クリティカル率が高い
Shock 「電気」属性
Delay 対象1体の行動速度を低下。さらに基本ダメージを25%低下させる
Desperate 使用者のHPが少ないほど与えるダメージが高い
Vampire 与えたダメージ量に応じてHPを小回復
Death 確率で相手を即死させる
Slow 確率で相手の行動速度を低下させる
Heavy ダメージ大幅増加
Sacrifice HPの一部を犠牲にして、ダメージを増加する

通常弾である「Basic」に比べると、他の銃弾は基本的にバトル後の追加報酬として手に入る機会がほとんどで、まとまった量で確保したい場合は自動販売機での購入が必要。

ただし、購入可能な銃弾のラインナップは自販機ごとに異なるため、半分近くの種類は手に入る機会が余り多くない。

 

おススメは防御無視ダメージを与える「Pierce」、火炎属性の「Burn」、爆発属性の「Explosive」辺り。いずれの銃弾もピンポイントで弱点となる対象が比較的多いため、終盤でも性能的に腐りにくい。

基本的には「Basic」で戦うようにしつつ、上記の2種類を適度に確保していれば、全編を通して楽に進められるだろう。

 

戦闘用アイテム(Wargear)

Firstaid HPを小回復
Medicine HPを大回復
Revive 行動不能状態の味方1体を低HP状態で蘇生(※戦闘時のみ表示)
Vitamins 味方1体の防御力を強化
Remedy 戦闘時のあらゆる状態異常を取り除く
Injector 機械兵以外の対象に「死の宣告」を付与
Stimulant 味方1体の速度を強化
Grenade 対象1体に「爆発」属性ダメージ
Zap! Grenade 対象1体に「電気」属性ダメージ
Bomb 対象1体に「爆発」属性ダメージ
Smoke Bomb 対象1体に「爆発」属性ダメージ。さらに敵全体を対象に確率で「盲目」状態にする
Flashbang 対象1体に「爆発」属性ダメージ。さらに敵全体を対象に確率で「魅了」状態にする
Molotov 対象1体に「炎」属性ダメージ。さらに敵全体に2次ダメージを与える
Throwing Knife 対象1体に使用者の「SMS」数値に準拠した「貫通」固定ダメージを与える
Water 対象1体を「水濡れ」状態にして、「電気」属性の攻撃に対して弱くする
Oil Barrel 対象1体をオイルまみれにして、「炎」及び「爆発」属性の攻撃に対して弱くする
Pod パーティー全体を完全回復する(※戦闘中は使用不可)
RC Tank ラジコン戦車を呼び出す。使用者は戦車の強固な装甲に守られ、しばらくの間ダメージを受けない
Bio Bomb 対象1体に「爆発」属性ダメージ。さらに敵全体を対象に確率で「毒」状態にする
Insta-Taser 「気絶」、または「電気」耐性低下中の対象に大~極大ダメージ
Rocket 次回ターン時、ランダム対象に「爆発」属性の特大ダメージを与える
Nuke 対象1体に特大の「爆発」属性ダメージ。さらに敵全体に60%の2次ダメージ
Fire Extinguisher 火を消す時に使ってください
Kitchen Knife 対象1体に非常に強力な固定「貫通」ダメージ

戦闘用アイテム(Wargear)は回復、ダメージ、状態異常など、アイテムの種類によってその効果も多岐に渡る。

特に火炎瓶「Molotov」の使い勝手は全編に渡って高く、炎への耐性を下げる「Oil Barrel」と組み合わせるとより強力となる。積極的に作成して、常にインベントリに一定数確保しておきたいアイテムの一つだ。

銃弾の「Burn」も組み合わせて、相手の弱点を徹底的に突いたダメージを与えていこう。

 

バイク(Scrambler)について

物語の進行中、Scrambler(バイク)を入手することで、メニュー画面の「????」項目が「Bike」に切り替わる。

屋外フィールドにいる際にScramblerの正面に立って、Aボタンを押すと搭乗。もう一度押すと降車。降りた後のScramblerは次回乗車時まで、その場所に駐車されたままとなる。

 

搭乗中にメインメニューを開き、「Bike」を選択するとマップ画面が表示され、行先を指定することで目的のポイントへのファストトラベルが可能となる。

ただし、ファストトラベルが使用できるのは一度訪れたことがある特定のポイント間のみで、屋内にいる場合や、何らかの理由でScramblerが手の届くところに無いといった状況では、一時的に機能が使えなくなることも併せて覚えておこう。

 

プレイ後の感想

シェール:アールのジャンク品コンソールを見つけてくると言っちまった。

スクラップヤードのどっかにあったはず。

「For a Vast Future(広がる未来に)」は、荒廃した国セラリアが舞台となるミリタリーテイストのRPGだ。「メタルマックス」シリーズのような、兵器要素溢れる近未来のディストピア的世界を舞台に、運命的な出会いを果たす4名の人物達による冒険の旅が描かれていく。

液晶画面風の見下ろし型フィールドや戦闘UIからは、ゲームボーイの「アレサ」シリーズや「サガ3 時空の覇者」といったタイトルを思い起こさせる。本作の主要開発者でもあるJosh Garlitz氏が手掛けたチップチューンも、各シーンにマッチした楽曲が揃っており秀逸な出来。

 

Optionでは、ゲーム内のカラーパレットを変更できるのも地味ながら嬉しいポイント。(筆者のお気に入りは「Mint」(上画像))

ビジュアル面での印象が変わるだけでなく、ゲームプレイ時の気分転換にもなるので、本作プレイ時には是非試して欲しい設定機能の1つだ。

各種追加DLC(有料)については、上記に加えて新たなパレットカラーを2種類ずつ追加、選択できるといった内容で、価格はいずれも100円。実際のカラーリングが気になると言う場合には、導入してみるのも一興だ。

 

本作をプレイする上で最大の壁となるのが、なんといっても対応言語が英語のみという一点に尽きるだろう。

確かに国内においては英語=ネイティブな言語でない分、セリフ1つ1つの拾い難さは感じられるが、作中の展開自体は王道で判り易く、各シーンにおいての描写は画や演出によって最大限補われている。

「ドラゴンクエスト」や「MOTHER」といった80~90年代の国産RPG作品にある程度触れており、「セリフはしっかりと理解できなくても、なんとなく昔のRPGの雰囲気に浸りたい」というプレイヤーであれば、親和性の高い造りによってじっくりとプレイできるだろう。

 

この巨大車両は爆発への耐性を持っており、少しずつ強度を高めていきます。

バトルはノンアクティブスタイルのターン制コマンドバトルにつき、味方の行動時に「敵に行動される前に判断しなくては…」といった焦りが生まれることもなく、じっくりと次の手を考えることができる。

本作のパーティーメンバーの武器は全員「銃」で統一されていることから、バトルではタイプ毎に属性攻撃、防御力無視による貫通ダメージ、スリップダメージの付与、といった様々な効果を持つ銃弾の使い分けがポイントとなる。

一方で、特定の弾の汎用性が比較的高く、その影響で使いどころがほとんどない弾も見られたりと、戦略性に関する調整はそこまでしっかりと取られていない印象を受けた。(最もそれが理由となり、本作のバトルは気楽に臨める難易度であるといった好意的な解釈もできる)

 

キャラクターの強化においては道中の敵はなるべくスルーせず、レベリングとスキル強化を堅実に行っていけば”特定の敵が強すぎて行き詰まる”といったことは一切ない。

アイテムクラフトに必要となる設計図(Schema)は、屋内屋外を問わず各所フィールドに設置された特製の箱に保管されてるので、取りこぼさないように、隅から隅まで歩き回ることも重要だ。

 

ジーラス:不可能だ! 我らの持つシステムは、超兵器の発射シークエンスを加速させる。

終末の予言はここに実現する。我らは更なる高みへと至るであろう!

 

終末世界を舞台に暗躍するゴールデンハンドなるカルト教団の存在、更には軍政府の最終兵器といったきな臭い話題もチラつき、次第にセラリア国内には暗雲が立ち込め始める。

一つの国の暴走によって着々と終末へと向かいつつあるこの星に、人類にとっての希望のよすがは果たして残されているのだろうか?

 

極度の英語アレルギーでなく、昔ながらのRPGがお好きといった方は、本作「For a Vast Future(広がる未来に)」のゲームプレイを通して、是非その壮大な結末を見届けてみて欲しい。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) 7.5

 

良い点

  • GBを彷彿とさせる液晶風4色ドットカラーのゲームビジュアル(DLCによってパレットを追加可能(※有料))
  • ターン制コマンドバトルの懐かしさを感じられるクラシカルなデザインのRPG
  • 開発者Josh Garlitz氏が手掛けた、チップチューンによる8bit風の秀逸なBGM

 

惜しい点

  • 全編英語につき、自力でストーリーを楽しみたい場合、対応語に対する読解力、あるいは自動翻訳を駆使した解読作業が必要
  • ソート機能の非搭載によりアイテムの並び順が乱雑になる傾向にあり、目当てのものを探しにくい
  • 全編を通して敵の強さにあまりメリハリを感じ難く、戦闘の難易度は極めて低い

 

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