TGS 2018(TOKYO GAME SHOW)にて突如発表されたセガのビッグタイトル
「JUDGE EYES(ジャッジアイズ):死神の遺言」の
先行体験版を一通りプレイしてみました。
本作は「龍が如く」開発チームの新たなIPとなるようですが
主人公のキャラモデルになんと、木村拓哉を起用というサプライズ。
新旧コンシューマーゲームにおいて
実在の俳優をキャラモデルに起用したタイトルでは
鬼武者の金城武、ロストプラネットのイ・ビョンホン
メタルギアソリッドVのキーファ・サザーランドなどが有名どころでしょうか。
これまでにも色んな俳優が起用されてきた経緯はありますが
キムタクが起用されたタイトルは今作が恐らくは初でしょうね。
話題性、注目度共に非常に高いファクターであるのは間違いありません。
さて今回の体験版は配信開始日が同月10日ということで
タイミング的には若干遅めの記事投稿となってしまいましたが
以下、今回の体験版の終盤までまとめています。
商品情報
JUDGE EYES(ジャッジアイズ):死神の遺言
機種:プレイステーション4
販売:セガ
開発:龍が如くスタジオ
発売予定日:2018年12月13日
標準価格:8,290円(税別)(ダウンロード版同額)
プレイ人数:1人
ジャンル:リーガルサスペンスアクション
CERO:D(17歳以上推奨)
セーブデータ数:未定
公式サイト:
※以降の画面写真はいずれも先行体験版のものとなります。
源田法律事務所に入った一本の電話から物語はスタート
小雨そぼ降る神室町。
とあるビルの一室の窓に浮かぶ「源田法律事務所」の文字。
何方かからの電話を受けているのは事務所所長 源田 龍造
どうやら弁護依頼の相談のようです。
電話の相手は八神という人物に依頼したいようですが
当人への依頼は先の方まで予約を抱えていて無理、と所長。
そして話題の八神こと 八神 隆之
見ての通りキムタクがキャラモデルを担当した本作の主人公です。
スーツと弁護士バッジがカチッと決まってます。
事務所での八神の先輩にあたる弁護士 新谷 正道
仕事の依頼が八神宛ばかりで、仕事が廻ってこない事を妬んでいるようです。
そして源田法律事務所の紅一点? 城崎 さおり
彼女が受けた電話の内容がこの後の物語の始まりを告げます。
依頼者の名は大久保 新平。
かつて八神が弁護を行った事件の依頼人で
その際の裁判では八神は無罪判決を勝ち取ったということらしいのですが
その大久保が今回、殺人で逮捕された と電話を受けた城崎は告げます。
突如、犯行当時の現場と思われる場所にシーンが移動します。
写真に写る二人が恐らくは大久保とその彼女なのでしょうか。
それにしても刺殺と放火…。
本当に本人がやってしまったのだとすれば間違いなく重罪ですが…。
果たしてその真相は―?
3年後― 2018年12月10日
物語の導入パートが終わり、舞台は一気に3年後へ。
神室町、繁華街と思しきこの場所で―
路上に座り込む、帽子を目深にかぶったパーカー姿の男。
無精髭こそ生えてますが…まあシルエットで分かりますよね。
キムタ…じゃない 八神です。
通信機と思しき装置で連絡を取り合っているようですが―
その相手は見るからに危険そうな強面の男性。
彼は八神探偵事務所の調査員 海藤 正治
って、ん…? 八神探偵事務所…ですと…?
弁護士は廃業してしまったんでしょうか八神さん。
(その辺の下りは、冒頭で観ることができます)
さておき、二人が連絡を取り合っていたのは
とある探偵を尾行して、貯まってる借金を取り立てる
という目的達成のためなのですが
八神が「(尾行が)バレないように慎重に」と海藤に忠告した矢先に―
忠告した本人が、ふらついていた男の集団にぶつかるという状況に見舞われます。
「おっさん邪魔邪魔!」
この態度にイラッと来たのか八神は―
思いっきり挑発。
この余裕の表情。 八神は喧嘩の方も腕に自信アリ― か?
―で、この後は案の定バトルになります。(笑)
「~如く」シリーズを踏襲したバトルシステム
街のチンピラとのバトルパートになりますが
ここでは頻繁にチュートリアルが入るため、戦闘自体はあっさり目で終わります。
まず基本攻撃として、□ボタンと△ボタンの組み合わせで拳打と蹴りによる
様々なコンビネーション技を繰り出せます。
L1ボタン押しっぱなしでガード。
この状態で敵の攻撃に合わせて×ボタンを押すと、スウェイで
攻撃を避けることもできます。
R1ボタンで構えながらLスティックで移動も可能。
その際、敵に狙いを定めることができます。
路上に設置されている一部のものは〇ボタンで拾うことができます。
△ボタンや□ボタンを押す事で、 拾ったものを使った攻撃が行えます。
敵を攻撃することで、画面左上のEXゲージが少しずつチャージ。
ゲージが一定量貯まった際に武器を手に取ったり、壁際で攻防を行ったり
敵をダウンさせることで「△EX-ACTION」と表示されることがあります。
これが表示されたら派手なアクションを繰り出せる大技EXアクションのチャンスです。
△ボタンでカッコよく決めちゃいましょう。
で、あとは「自由に倒しちゃってください」 なんて言われたので
EXアクション中心で自由にやらせていただきました。
そのアクションの多彩さは「THE ケンカ」って感じで豪快の一言。
そして八神も変装を解いて本来の姿に。
や…その恰好って、なんか…探偵というか…
んまあいいや。(汗
ピンク通りに向かった探偵を捜索
ここからは移動操作パートに切り替わります。
…が、例によって今回もまたチュートリアルの範囲内。
ミニマップを見る限りは色々歩き回れそうに見えますが
生憎と通行制限まみれで、ほぼほぼ一本道です。
仕方ないので道なりに進みます。
×ボタンを押しながらでダッシュ移動ができます。
先行体験版で用意されたエリアは自由に走り回れるほどの広さがないのが
残念なところ。
右奥に見えるスマイルバーガーは一応店内2階に上がる事はできました。
とかなんとか言われて、尾行を海藤さんに丸投げされてしまいました。
とりあえず目的地であるピンク通りに向かいます。
探偵はこの辺にいるのではないか、と目星をつけた八神。
ここで探偵の顔をハッキリと確認しておくために
周囲の通行人をチェックして人相書きと見比べることに。
このパートでは尾行ターゲットサーチモードへと移行します。
怪しい人物にカーソルを合わせるとR2注視マークが表示。
その通りにボタンを押すと―
ズームアップ後、〇ボタンで調べるコマンドが登場。
画面右のチェック項目に全て当てはまれば該当人物発見となります。
ただ残念ながら、この人物ではない模様―
ターゲット発見。探偵を尾行
どうにか尾行中の探偵を見つけた八神。
ここからいよいよ本格的に尾行開始となります。
尾行モードでの注意点は2つ。
尾行中、ターゲットは不意にこちらを振り向くことがあり
ひとたびターゲットの視界に入ってしまうと警戒ゲージが上昇。
ゲージがMAXになった時点で尾行失敗となってしまいます。
ゲージを下げるためには、物陰に隠れてやりすごす必要があります。
その際には隠れられる場所の近くでカバーアクション(〇ボタン)を行います。
カバーアクション発動中は移動できなくなるので
必要がなくなった時は解除するのを忘れずに。
立て看板や駐車車両など、死角となりそうなものを盾にしながら
ターゲットに見つからないようゆっくりと尾行していきます。
ん…? あそこで動きを止めた―?
ここですかさず海藤に通信を入れる八神。
八神は「んじゃあ、ハト(ドローン)飛ばそっか」
と、探偵の頭上上空からも追跡をしてみてはどうか、と海藤に提案します。
海藤のドローンの操縦の腕に少なからず不安を覚える八神は
さらに地上からの尾行を続行―
「あの先は行き止まりだ いま追ってったらバレるね」
と八神。
それを受けた海藤は、ちょうど探偵の頭上付近にドローンを待機させたとのこと。
ここで突如導入されるアクティブサーチモードで早速確認してみます。
やることは尾行ターゲットサーチモードとほぼ同じ。
ここでは飛行待機中のドローンを探せばOK…なのですが
鳴き声がする方を調べてみると………ネコ発見。
ゲーム進行には関係ないですが、こうして調べられそうなものを発見するたびに
ボーナスポイントがもらえます。
探偵はこんな行き止まりで何をしているのか?
そこでドローンの視点から探偵の周囲を探り、その映像を八神のスマホに送る事に。
果たしてドローンが映し出すものとは?
どうやら何者かと待ち合わせをしていたようです。
相手は神室町のノミ屋*―
探偵は借金を踏み倒しながらも一山当てて、その返済にあてようとしていたようです。
「海藤さん、俺たちの目的ってなんだっけ?」
「探偵の借金の取り立て… なるほど 踏み込むなら今か!」
ここぞとばかりに八神は二人の前に姿を現します。
探偵が後ろ手に持ってるのは……
あっ…これ、逃げるやつじゃ……
やっぱり…。
八神は悔しがりながらも逃げた探偵を追いかけます。
チェイスモードで逃げた探偵を追跡
突如挿入されるチェイスモードで探偵と八神の鬼ごっこ開始です。
シェンムーなどを遊んだことがある方にはお馴染みQTEタイプのアクションですが
ボタン以外にもスティック操作を要求されることもあり
受付時間も短いので、パーフェクトを取る場合は慣れないと大変な局面も。
工事現場をも飛び越え…
人ごみをかき分けて…
抵抗とばかりに探偵が投げ飛ばしてきた
自転車も避ける!
とにかく見失わないように必死で追いかけます。
どうにか探偵を追い詰めた八神でしたが
ここで相手は最後の抵抗を始めます。
このバトルパートが今回体験版の最後のヤマとなります。
馬好き探偵とのバトルパートでは自由に戦うことができますが
冒頭でフィジカルスイッチのチュートリアルが入ります。
これは集団戦向けの型である円舞と、タイマンに強い一閃の型に
それぞれボタン一つで切り替えられるというものですが
今回はタイマン勝負なので、一閃に切り替えます。
切り替えは↓キーで行えます。
それでは…
思う存分……
暴れさせていただきましょうか!
とどめはポリバケツのEXアクションで。
心なしかそれを受けて満足そうな顔で倒れてるのが
なんか……なんか……ww
目的達成。掴みとしては十分な内容の先行体験版
「お前…ナニモンだ?」
「今更名刺交換ってのもねーだろ」
と言いつつも八神は探偵に自分の名刺を手渡します。
ですが仕事の方はきっちり遂行。
借金の取り立てを探偵に要求します。
ここまで追い詰めた八神の要求にも中々応えようとしない探偵に対して
業を煮やした海藤が割って入ってきますが……うわ怖い。(汗
ここのシーンでのやり取りは実際にプレイしてお確かめください。
それでも抵抗を続ける探偵の眼前に突き付けられたのは―
といったところで、先行体験版でプレイ可能なのはここまでとなります。
プレイパート終了直後には主要スタッフとキャスト紹介を兼ねた
プロモーション映像が流れます。
ズラリと並んだ大物俳優陣。
今回の先行体験版では一度も顔が出てない人物もいますが
本編では果たしてどんな活躍をするのか?
個人的に先行体験版の感触が良かったので、かなり楽しみです。
先行体験版プレイレポは以上となります。
「JUDGE EYES:死神の遺言」は12月13日発売予定です。