悪魔城ドラキュラ ファミコン・ベスト
ディスク数:1
販売:キングレコード
一般発売日:1990年3月21日
価格:¥2,800(税込)
名作クラシックアクションゲームシリーズの
上質な楽曲をこの1枚に
ストイックな2Dアクションゲームとして知られる
「悪魔城ドラキュラ」の初期シリーズとなるファミリーコンピュータ用3部作
「悪魔城ドラキュラ」「ドラキュラⅡ 呪いの封印」「悪魔城伝説」の楽曲群を
可能な限り収録したコンピレーションアルバム。
冒頭にはアレンジバージョンが2曲、終盤3トラックには
ドラキュラⅡのNES版のBGMが併せて収録されている。
「悪魔城伝説」のトラックではゲーム音源をそのまま収録という形式ではなく
曲間に各ステージBGMに添ったSEを交えてあり、世界観の雰囲気作りを支えている。
アルバム用に音周りも調整されているので、1曲1曲についても
より完成度が高まっている印象だ。
トラック数にしてわずか7曲ではあるが、拡張音源VRC6による
ハイクオリティな珠玉のファミコンミュージック群を堪能できる
贅沢な一時を過ごすことができるだろう。
ステージクリア型から一転、探索と成長要素を加えて
新たなスタイルのアクションゲームとして登場した「ドラキュラⅡ -呪いの封印-」は
シリーズ1作目「悪魔城ドラキュラ」に続き、ディスクシステムでの登場タイトル。
後にシリーズ中でも屈指の名曲として挙げられる「Bloody Tears」は本作が初出で
8bitゲームマシンのサウンドとはいえ、その完成度は強い輝きを放っている。
作中全体の楽曲数としてはわずか9曲にすぎないが、その中でも群を抜いて印象的だ。
最終3トラックには海外版のBGMを収録しており、ディスクシステム音源の国内版と
聴き比べてみるのも良しだ。
そしてアルバム後半に満を持して登場するのが記念すべき
シリーズ1作目「悪魔城ドラキュラ」の楽曲群。
シリーズを通しての代表曲として真っ先に挙げられる「Vampire Killer」を皮切りに
ディスクシステム音源で彩られた全12曲はいずれもシリーズでは鉄板のトラック。
最近のシリーズのサウンドにしか馴染みのない方も、ファンならば是非一聴を。
トラックリスト
アレンジバージョン
1.遥かなる凱旋(Beginning) -悪魔城伝説より-
2.血の涙 -ドラキュラⅡ -呪いの封印-より-
オリジナルゲームサントラ
悪魔城伝説
3.新たなる決意
4.決死の対戦
5.ラルフ危機!
6.暗黒と緊迫
7.地下からの脱出
8.最後の戦い
9.エンディング
ドラキュラⅡ -呪いの封印-
10.Message of Darkness (ネーミングBGM)
11.Within these Castle Walls (城BGM)
12.Bloody Tears (昼の道BGM)
13.The Silence of the Daylight (昼の街BGM)
14.Dwelling of Doom (館BGM)
15.Monster Dance (夜のBGM)
16.Last Boss (最終ボスBGM)
17.Game Over (ゲーム・オーバー)
18.A Requiem (エンディング)
悪魔城ドラキュラ
19.Underground (ネーミングBGM)
20.Prologue (スタートBGM)
21.Vampire Killer (城内潜入BGM)
22.Starker (塔BGM)
23.Wicked Child (屋外BGM)
24.Walking on the Edge (地下BGM)
25.Heart of Fire (ドラキュラ城本館BGM)
26.Out of Time (時計台BGM)
27.Nothing to Lose (最終ステージBGM)
28.Poison Mind (ボスBGM)
29.Black Night (最終ボスBGM)
30.Voyager (エンディング)
NESバージョン
31.The Silence of Daylight (Town Stage BGM)
32.Bloody Tears (Street-day time-Stage BGM)
33.A Requiem (Ending BGM)