アサシン・クリード レビュー

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基本情報

タイトル:アサシン・クリード
ジャンル:アクション・ゲーム(ACT)
プラットフォーム:PS3
メーカー:ユービーアイソフト株式会社

本ゲームは中世中近東が舞台のアクション・ゲームです。プレイヤーは、現代人デズモンド・マイルズのDNA記憶中に存在するアルタイル(中世中近東のアサシン=暗殺者)となり、リチャード1世(十字軍)とサラディン(イスラム軍)が対峙するエルサレム周辺で、山の長老の命令のもと暗殺任務を遂行していきます。

システムについて

本作の特徴は、暗殺任務中の自由なアクション(フリーランニング)と、人々の注意を引かないようにする隠密行動(ソーシャルステルス)です。

フリーランニング

暗殺任務中の自由なアクションとして、壁を登る、屋根から屋根へ飛びわたる等、爽快感あふれるプレイが楽しめます。
舞台となるエルサレムおよび近隣都市には様々な建物があり、多種多様なアクションを使い分ける必要があるので、飽きることなくアクションを楽しめました。

ソーシャルステルス

巡礼者の振りをしたり、邪魔になる通行人をそっと押しのけたりしながら、周囲の注意を引かないための慎重なプレイを求められます。
爽快で自由なアクションだけだと、大雑把なプレイになりがちですが、ソーシャルステルスの要素と合わさることで、慎重にして大胆なプレイが必要となり、ゲームとしての遊び応えを生んでいると思いました。

ゲームを遊んだ感想

ゲームの演出面では、敵との戦闘がすばらしい出来です。
戦闘中に攻撃がヒットするとカメラアングルが切り替わり、画面一杯に主人公の華麗な攻撃シーンが表示されます。攻撃シーンも、敵との位置やタイミングによって多数のパターンに分かれ、華麗で迫力ある戦闘を飽きることなく楽しめました。

やりこみ要素として、
・マップ上に散らばる旗集め
・強敵であるテンプル騎士討伐
・情報収集のため仲間のアサシンより下されるサブミッション
と1回のプレイではなかなか達成できない要素もあり、繰り返し遊べる作品となっています。

アサシン・クリードはシリーズ化され続編も出ていますが、アサシン発祥と言われる中世中近東を舞台とした本作は、アサシン・クリード・シリーズの世界観を知るに最良の作品です。
また、アクション・ゲームとしても十分楽しめるため、是非とも遊んで欲しいゲームです。

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